オフィスの内装で使われている塗装にも種類がある!~代表的な4種類のご紹介~

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以前、当社の記事で塗装方法についてご紹介いたしました。

つやの違い、あなたには見えますか?~奥深き白塗装の世界~
塗装と一口に言っても実にいろいろな種類があります。 「白」を塗る。それだけでも何の塗料を使い、どのように塗るか。それにより耐用年数や見...

上記では塗装による光沢について書かせていただきましたが、今回は塗料の種類についてお伝えしたいと思います。

色に目がいきがちな塗装作業ですが、ぜひ塗料自体についてもご確認いただければ幸いです。

画像①

塗料は大きくわけて4種類!!

ご紹介する順番に金額が上がっていきます。

(※番外編もあります)

【アクリル塗料】

画像②

アクリル塗料とは、アクリル系合成樹脂を主成分とする塗料全般を指します。

価格の安さや発色の良さなどで、室内塗装であればベーシックな塗料となっています。

・アクリル塗料のメリット

アクリル塗料は他の塗料に比べて価格が安いです。

また、発色が良く重ね塗りなどの施工性にも優れています。

独特のツヤ感と滑らかさがあるため、期間限定のディスプレイ的な塗装や室内の壁などにおすすめです。

・アクリル塗料のデメリット

アクリル塗料のデメリットは、外壁などの塗装に用いた場合の耐用年数が5~6年程度と短いことです。

ただ、オフィスは2年更新が多いため、内装として施工する場合はさほどデメリットにはならないでしょう。

実はプラモデルなどでよく使う塗料もアクリルだったりします。

画像③

【ウレタン塗料】

ウレタン塗料(ウレタン樹脂塗料)とは、

ウレタン系樹脂を主成分とする塗料全般を指します。

◆ウレタン塗料のメリット

塗膜が柔らかいため、密着性に優れ、価格、耐久性、機能性などさまざまな点においてバランスがいいことがあげられます。

また、適切な下地との組み合わせで細部の塗装にも適しているため、木材などの細かな箇所の塗装にはウレタン塗料を使用することが少なくありません。

また、耐水性、耐薬性にも優れています。

◆ウレタン塗料のデメリット

ウレタン塗料の耐用年数は一般的に10年前後で、アクリル塗料よりは優れていますが、後述のシリコン系塗料には劣ります。

その他、防汚性や紫外線への抵抗力など、他の塗料よりやや劣る点も見られます。

また、光沢のある仕上がりが長続きするものの、変色しやすい点もデメリットの一つとなっています。

【シリコン塗料】

シリコン塗料はアクリル系塗料の一種で、外壁塗装には欠かせない塗料です。

一般には後述のフッ素系が最も高いグレードを誇っていますが、その次に高いグレードであるのがこのシリコン系となっています。

耐久年数は15年前後です。

また雨や泥を弾くためのコーティングもできるため、塗装後も長期にわたって美しさが保たれます。

◆シリコン塗装のメリット

コストパフォーマンスにおいて、現在外壁塗装において主流になっています。

シリコン系塗料よりもグレードの高い塗料であるフッ素系塗料は、

内容的には優れているものの、コストパフォーマンスの面ではシリコン系塗料に劣る面もあるため、

一般的にはまだまだシリコン塗装の方が人気です。

◆シリコン塗料のデメリット

強いて挙げるのであれば、やはり価格面となります。

ただ、塗料としては優秀なため、

【フッ素系塗料】

アクリル系塗料やシリコン系塗料に比べて寿命が長いのが最も優れた特徴です。

光沢もよく保ち、耐熱性や耐寒性にも優れた効果を発揮します。

◆フッ素系塗料のメリット

耐久性等において、塗料として非常に優秀です。

航空機の外壁塗装にも使用されているほどです。

当然、外観も長期的に保つ効果も期待できます。

また雨が降った時に、外壁に付着した汚れがすぐに落とせるようコーティングされるので、

美しさをいつまでも保っていたい場合には優れた効果を発揮します。

◆フッ素系塗料のデメリット

なんといっても金額です。

クオリティが高い分、アクリル塗料の倍以上の金額になることも。

フッ素系塗料には様々なメリットや特徴があるものの、

内装に使うことは基本的にほとんどありません。

~番外編~【光触媒塗料】

光が当たることで汚れを分解して浮かせ、浮き上がった汚れを落としやすくなります。

外壁に使うことが多いため、その場合は薬剤を使って掃除をしなくても、太陽と雨という自然の力だけで綺麗な外観を保てます。

加えて、光触媒には空気を浄化する特徴もあるため、環境問題の改善と言う面でも注目されています。

まだ施工実績の少ない塗料のためはっきりとした耐用年数は断言できませんが、メーカーは約20年持つとしています。

◆光触媒のメリット

光触媒の一番のメリットは、何といっても汚れが付きにくいこと。

太陽の紫外線と雨で汚れが落ちるという夢のような塗料です。

カビや藻の心配もなく、耐用年数が20年と長いこともメリットのひとつです。

また、光を当てると有害物質や細菌などを除去することができ、周囲の空気を浄化してきれいに保つことができます。

◆光触媒のデメリット

普及が進んでいないため価格が高いことが挙げられます。一般的な外壁塗装工事よりも1.5倍近い価格が想定されます。

加えて、上記の理由から施工担当者により性能に大きな差が生じる場合があります。

また、認定された施工店でしか光触媒塗料は取り扱えない等、物理的な制限があります。

更に細かく分類されています

上記は代表的な4種類の塗料(番外編除く)となりますが、実は塗料の中でも細かくわけることができます。

例:シリコン塗料

水性1液型:耐久性、密着性は油性と比べて劣るが、扱いやすく環境への負担が少ない

溶剤(油性)1液型:水性塗料よりも耐久性が高く、現在一般的

溶剤2液型:使用する際、硬化剤を混ぜる必要がある手間がある分、上記二つより優秀

ここでは上記一例のみとさせていただきますが、

塗料と一口に言っても種類が大変豊富なんですね。

基本的に内装に使う塗料はアクリルがほとんどですが、

どうしても耐久性が欲しい!という場合やこのオフィスにずっといたい!という場合は、耐久性の高い塗料もアリかもしれません。

画像④

塗装する際、将来どれぐらいの時間を同じオフィスで過ごすのかご一考してみるのもいいかもしれませんね。

内装

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