故きを温ねて新しきを知る~今の時代の一つの答えになったエントランス

故きを温ねて新しきを知る~今の時代の一つの答えになったエントランス

今回のお客様は2年前にもオフィスづくりをお任せ頂いたお客様。
業績も順調に伸びていらっしゃるようで、早くも拡大移転となりました。

お客様からこのようなリクエストを頂きました。
①エントランスはクールな雰囲気を出しつつも、オープンな雰囲気に
②環境配慮の点からも、前のテナントで使っていた社名サインを有効活用
方向性が明確でありコンセプトも素晴らしかったので、私達もいつも以上にデザインとアイデアを練りました。

それでは、どんなエントランスになったのでしょうか?
ここからは施工中の写真と合わせてご紹介します。

まず①については、今回は木造作のデザイン壁をご提案させて頂きました。
オープンな雰囲気という事で格子の様なデザインで木造作壁を設置しました。

縦横ランダムに木を組み合せし、遊び心も出してみました。

設置後、エントランス全体の雰囲気に合わせて塗装をします。

今回は設置した木造作壁は厚みをもたせたので、格子部分に物を置けるようにしました。
後日お引渡し後、拝見するとお客様の方で様々な商品を置いていました。

次に②について、今回は既存サイン(パネル4点止めのサイン)を流用したいとの事でしたのでどのように光らせるか職人とも念入りに相談して施工を進めていきました。

検討の結果、今回は背面にテープライトを設け間接照明的にサインを光らせる仕様でご快諾頂きました。

まずテープライトと電線などを配線していきます。


電線とテープライトを接続した後の写真がこちら。

サイン設置後も背面から光が漏れるよう、テープライトの中でも照度が高い商品を選定しました。
サイン設置後の写真がこちら。

パネルサインの背面から間接照明っぽくサインを光らせることが出来、前オフィスのサインを流用しているとは思えない程の仕上がりとなりました。

また今回はサインをただ光らせるのではなく、より良いデザインになるよう
壁にニッチを作り、ニッチ面にサイン、その周りにフェイクグリーンを配置する事でテープライトの配線も横から見えない形でご提案しました。

 

 

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