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オフィスにも土足禁止の流れ!?スリッパオフィスのつくりかた

欧米の住宅では土足であがるのが一般的ですが、最近ではこの流れが見直されているようです。寒冷地域ならではの理由や宗教上の理由もあるようですが、昨今では新型コロナウィルスが靴を介しても広まっているのでは?という情報も土足禁止を促進している一つのようです。

一方、日本では住宅では基本土足禁止ですが、オフィス・ホテルではふつう土足で入りますよね。しかし今後は日本のオフィスも土足禁止にする企業が増えてくると予測しています。

「リラックスできる環境で仕事がしたい」「これまで以上に衛生的なオフィスにしたい」もしそんな要望が社員さんから出てきた時に、どんな風に「スリッパオフィス」に改装すれば良いのかまとめてみました。

土足ゾーンと土禁ゾーンを分離したレイアウト設計

スリッパオフィスにする場合、まず決めなければいけないのが「来客の方にも靴を脱いで頂くか」という問題です。

社内メンバーは土禁に賛成でも、来客する方は様々な考えを持っていますので「来客ゾーン=土足」「社内ゾーン=土禁」に分けた方が無難と言えますよね。ただこの場合社員さんが来客対応の度に靴を履き替える必要が出てきますので、運用ルールや会議室の位置などに工夫が必要になります。

一方で分離が難しい場合は100%土禁という選択肢もありです。来客の方にさえ理解頂ければ、すべての方が靴を脱いでオフィスに入るというシンプルなレイアウトが可能になります。その分来客用スリッパの設置や消毒の手間などはかかりますが、SOHOオフィスなど来客が少ないオフィスでは実現可能性が高いと言えます。

履き替えるスペース、靴箱の設置スペースを確保

土禁エリアが決まったら、そのエリアの入り口に靴を履き替えるスペースが必要になります。住宅の玄関のように一段下がった土間スペースが理想です。
オフィスの場合はOAフロアを利用して段差を作れば分かり易いのですが、もし床レベル(高さ)の差が設けられない場合は、見切り材で「ここから土禁」という枠を作る必要が出てきます。

更に社員が多いオフィスでは住宅と違って「靴を脱いで揃えて置きっ放しにする」といくら揃えてあっても乱雑なスペースになってしまいます。履き替えるスペースに、社員数以上のシューズボックス(靴用の棚)を隣接させて、常に土足かスリッパが収納できるようにする必要があります。この時、土足ゾーン側に下駄箱を設置してしまうと、オフィスから出る時に靴下が汚れてしまうので下駄箱の置き場所は大事です。

既存のタイルカーペットなどの床材を貼り替える

さて、オフィス移転や新設のタイミングではなく、既存のオフィスを土禁にする場合はタイルカーペットを全て貼り替えましょう。これまで土足で歩いてきた床には、清掃のレベルでは取り切れないばい菌や汚れが詰まっています。せっかくスリッパオフィスにしても、床をそのままで使用しては衛生的とは言えません。
専門の業者でカーペットクリーニングをするという選択肢もありますが、結構高くつきます。どうせ土禁にするのであれば、新品のタイルカーペット(できれば少しフカフカのタイプ)にして気持ち良く運用を開始したいものですね。

以上、いざ「よし、オフィスを土足禁止にしよう」と思ってもそんな簡単ではありません。上記の3ステップの準備だけでなく、運用ルールを決めて社員さんに守ってもらう必要も出てくるからです。ただ上記を実現すれば

・革靴やヒールを履かなくてよい開放感
・キレイなオフィスで働ける気持ちよさ
・靴を介したウィルスなど蔓延の心配をしなくてよくなる

という土足禁止を実現した企業しか享受できない大きなメリットが待っています。

皆さまのオフィスでもこれを機に、土足禁止の選択肢を考えてみては如何でしょうか?
レイアウト変更、オフィスにあった下駄箱の導入、タイルカーペットの張替えは全部でも一部でもご相談可能です。

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