図面だけでは分からない。オフィス物件選びのポイントとは?

図面だけでは分からない。オフィス物件選びのポイントとは?

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移転や起業する時にオフィスをどこに構えるか?賃料は?会社にとっては非常に重要な問題です。

コスト、企業イメージ、皆様の通勤、など仕事に直結する部分でもあり安易に賃料が安いからでは決められません。

ここでは表基準だけでなく意外に大事な「そんなとこまで!?」という裏基準までご紹介します。

 

■場所

沿線沿い、地域と分かれることが多いかと思います。

また業種によっては地元密着、潜在顧客数などマーケティングで選ぶ事もあります。

エリアによっても賃料に大きな差がありますのでエリアも非常に重要になります

 

駅からの距離も大事で「1分=80m」と基準がありますのでこちらも毎日のことなので選ぶ基準にもなります。

 

ランチが充実しているか、コンビニが近くにあるか、もポイントになる企業様もいらっしゃいます。

 

■ビルグレード

エントランスはビルの顔でもあるのでビルのイメージ以外にも入居する企業イメージにも大きく影響します。

たとえば案内板に入居企業の名前がない、郵便受け周りが汚い、郵便物がいっぱいになっているなどチェックポイントがあります。

安心なビルですと入口に警備会社セキュリティーがある、管理人在住しているなどもチェックした方がよいでしょう。

 

写真①

当社が入居しているビルは23時以降はオートロックになり、部外者は入れない仕様になっています。

 

■オフィス共用部分

廊下やエレベーター、階段から非常階段まで見るとよいでしょう。

綺麗にしているかしてないかで管理会社の管理が行き届いているか確認が出来ます。

また廊下の通路幅やエレベーターの大きさ、台数なども見ておきましょう。出勤時間のエレベーター待ちが発生する可能性もあります。

 

写真②

 

 

■事務所内

①入口付近

入口の大きさや入口ドアの種類などエントランスは会社の顔ですのでどのような事務所にするかで大きく影響がでてきます。

 

②天井

天井の仕様や照明、エアコンといった設備も確認しましょう。

間仕切りを多く建てる場合は管理会社から天井図面をもらうと良いです。

 

③床

タイルカーペット、OA床かの確認をしておきましょう。

OA床ですと電話、LAN、電源の配線を綺麗に収めることが出来ます。

 

写真③

 

④広さ

レイアウトするにあたり広さ、事務所内の形、柱の位置、窓の位置は図面上に記載してしっかりレイアウトしましょう。

確認不足ですとデスクや書庫が入らない、、、といった障害が出てきます。

 

⑤日当たり

時間的に12時~16時あたりに見に行くと南、西の光加減が分かります。

西日が差し込むと仕事に集中できませんので注意が必要です。

 

■賃料

坪単価で記載されていることがほとんどですので色々比較してみましょう。

また共益費に含まれる料金も確認が必要となります。空調や光熱費など含まれているかもチェックしましょう。

まとめ

内見などの確認はもちろん最寄り駅や周辺の時間帯による雰囲気もチェックしておきましょう。

場合によっては決めていた物件の練り直しも必要になることがありますので、ご移転の計画はお早めに当社にお問い合わせ下さい。物件選びから通信インフラ、内装、引越し作業までワンストップでトータルサポートさせて頂きます。
 

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