オフィス移転候補の物件、すごくいいんだけど、トイレがひとつ。。。
来客が多いから、来客用、従業員用に分けたい。。どうしても男女別がいい。。。
物件選びの時、トイレ問題で困ったことはありませんか?
物件にもよりますが、実は大体のテナントで、トイレの増設は可能です。
今回は大人用のトイレ1台のテナント物件に、こども用のトイレを増設した工事の過程をご紹介いたします。
↑水色で囲っているトイレが元々あったトイレです。
ここはこども用施設なので、こども用トイレを1台増設したいというご要望でした。
そこで、既存の大人用トイレを一度取外し、床上げし、壁に穴を空け、隣にこども用トイレを設置することにしました!
このように壁を貫通させて、こども用トイレの給水管、排水管を持っていきます。
床上で配管を切り回しているので、その分床上げは必須になってしまいますが、このように復旧することができます。
↑最終的に器具を取り付ける前の写真ですが、このように既存トイレ、新設トイレ共に配管が露出することもなく、きれいに仕上がりました。
床上げについては、排水管の勾配を取る必要があるため、設置場所や元の排水管からの距離によって、最低の高さは変わってきます。
今回は1.5mほどしかなかったため、約20cmの床上げとなりました。
勾配については、おおよそ1mに対して、1cmの勾配が必要になります。
今回は、こども用トイレの新設でしたが、大人用トイレでも同様に増設可能です。
本当にここのトイレ増やせるの?と思ったら、まずご連絡ください。
すぐに現場調査にお伺いいたします。
またアロワーズでは、スケルトン状態からトイレやキッチンの設置、それに付随する内装工事も承りますので、是非一度ご相談いただければと思います。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。