オフィス移転や改装を検討する際、担当者様が真っ先に不安に感じるのが「いつ完成するのか」という工期だと思います。
内装工事はテナント規模や工事内容によって必要な期間が大きく変わりますので、自社の工期がどれくらいかは専門家に問い合わせるのが一番です。
では、どんな専門家に相談すれば良いでしょうか。
お勧めは「短納期」を強みにしている内装会社に確認すること。最終的に複数社でコンペを行って施工する業者を決めるにしても、まずは「最短」での工程をしっておくことで、業者選びの判断もし易くなるからです。
なぜアロワーズは短納期案件が得意なのか
アロワーズではお客様の希望納期から逆算したスケジュール設定と工程管理により、短期間での内装工事を多数実現しています。例えば、昨年2024年10月17日にご相談をいただいた案件では、「11月10日までに新規什器を設置して営業開始に間に合わせたい」というご要望でした。通常はレイアウト作成から現地調査、見積もり、発注、施工まで1〜1.5か月程度かかる工程を、およそ半分の3週間で終わらせました。
では、なぜこれほどの短納期が実現できるのでしょうか?ポイントは3点あります。
① 設計・デザインのプロが社内に多数在籍している
② 全国に多数の職人ネットワークを持っている
③ PM営業がスピード対応力と工程作成能力に長けている
一般的な内装工事では、建築工事、内装仕上げ工事、照明・電気設備工事、空調設備工事、衛生設備工事、防災設備工事、弱電(電話・インターネット)工事、セキュリティ工事、家具の配置を順番に行っていきます。
アロワーズではこれらの工程を並行できるよう調整し、時間のかかる工程から着手することで短納期を実現します。また、納期に間に合う家具を早期に選定するため、国内在庫や短納期配送が可能な家具・什器メーカーと連携していることも強みです。
実際に実現したスケジュール
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10月21日:初回レイアウト提出
初回ヒアリングからわずか4日後にレイアウト案(Plan1)を提示し、必要な家具の数量や配置を具体化しました。 -
10月25日:修正レイアウトと概算見積書提出
お客様のご要望を反映させた修正レイアウトと内装・什器の見積書を提示。同時に「11月10日までに納品可能な什器」に限定して選定し、イメージパースも提示しました。 -
10月29日:修正見積提出
最終調整を経て、予算と納期を確定。 -
10月31日:正式にご発注を頂く
ご発注と同時に家具の手配と工事工程を確定。 -
11月10日:什器納品・設置完了
営業開始前に新レイアウトで家具を配置し、最低条件だった「営業開始日までに家具を配置する」を実現しました。
什器納品後は、お客様の営業活動への影響を抑えるために内装工事のスケジュールを柔軟に変更。クロスやサイン・ブラインドの工事を11月20日、アルミパーティション工事を11月24日に行い、翌25日に引き渡しました。このように、“分割施工”により本業を止めずに改装できるのも当社の特徴です。
担当者の皆様とゴールを共有します
大規模な改装は1か月以上かかることが一般的ですが工事の範囲や設備の選定を工夫することで、中規模の内装工事であれば1〜2週間程度で完了する場合もあります。
アロワーズではレイアウト提案、家具選定、見積調整から工程管理までワンストップで対応しているため、短納期でも高い品質を維持できます。
「数週間では無理では?」と諦める前に、ぜひお気軽にご相談ください。ご希望の納期や条件を伺った上で、最適な工程計画とレイアウト案をご提案し、柔軟な工事スケジュールでご対応いたします。土日祝の夜間工事を組み合わせて業務への影響を最小限に抑えることも可能です。
内装工事のスケジュールは、担当者と施工会社が同じゴールを共有し、早期に打合せを重ねることで短縮できます。アロワーズは豊富な実績と機動力で「短納期でも理想のオフィス」を実現いたします。

一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。