オフィスにおけるパーティションの役割とメリットデメリット

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弊社では各種内装工事やパーティションの設置を承っております。近年は社員同士の席をパーティションで区切るようなご要望が増えておりますが、そういったパーティションの役割や目的はどこにあるのでしょうか?

この記事では、パーティションへの理解を深めるために、日本のオフィスの現状と海外での研究結果をご紹介します。パーティションを導入するメリットやデメリット、おすすめの製品も記載しますので、導入の際のご参考にしてください。

■パーティションがないと業務効率が落ちる?

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海外での研究によると、オフィスに自分のスペースがない労働者は、そうでない労働者に比べて以下のような傾向が見られたそうです。

・62%も病気にかかりやすくなる。
・他の従業員がしている話に集中力を奪われ、業務効率が落ちる。
・45歳以上の労働者は特に、オフィス内の騒音で注意力が散漫になる。
・仕事へのモチベーションや仕事への満足度が低い。

逆に言えば、従業員の個別スペースを確保できれば、これらのデメリットを解消できる可能性が高くなります。病欠の可能性が6割以上少なくなり、生産性の向上が見込めるのです。

■日本企業は圧倒的にオープンタイプ

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日本の企業では部署や班ごとに机をくっつけたパーティションのない島型オフィスの採用率が圧倒的に高いとされています。社員がお互いに常時顔を合わせるオープンタイプのオフィスです。近年ではフリーアドレス制と言って、特定の席を決めないで図書館のように自由に席に座って仕事をするような企業も増えてきていますが、ごく一部の採用に留まっています。

シェアオフィスの利用率も増えていますが、こちらも絶対数は多くありません。オープンタイプのオフィスでは先の研究結果のように生産性が落ちる可能性が指摘されています。一方で、同僚とコミュニケーションを取りながら仕事をしやすくなるというメリットも存在します。

■では、実際にはどちらが良いのか?

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パーティションで個人のデスクが仕切られたクローズ型と、パーティションのないオープン型ではどちらが優れているのでしょうか?先の研究結果を見れば、クローズ型に軍配が上がりそうです。しかし業務の内容や企業文化・企業風土によってはクローズ型が裏目に出ることもあります。

ここで、クローズ型のメリットとデメリットを整理してみましょう。

メリット
・個室に近いので雑音を排除でき、集中できる
・海外の研究結果のように、健康面等に良い影響が出る。
デメリット
・他人の目がないのでサボりやすい
・在席しているのかどうか、周りからはわかりにくい。

上記に対し、オープン型のメリットとデメリットも見てみましょう。

メリット
・周囲の目があるのでサボりづらい
・全員で話し合いながら進めるプランニング系の業種では、すぐに周囲の意見を聞きやすい。
・業務でわからない点があったときに、すぐに先輩社員などに声をかけて質問しやすい。
デメリット
・周囲の目が気になって集中できない
・海外の研究結果のように、健康面等に悪い影響が出る可能性がある。

以上を考えると、オープン型とクローズ型のどちらが良いとは一概には言えないことがわかります。業務内容や企業のカラーと相談して総合的に判断した方が良いでしょう。

■おすすめのパーティション

パーティションの導入を決定したとしても、すぐに社員一人ひとりのスペースを完全にパーティションで区切って個室にするのは厳しいでしょう。工期が長期にわたるものも業務に悪影響が出るため導入が難しいはずです。そこで、弊社が取り扱っているパーティションの中からおすすめの商品をご紹介します。

・1,000㎜(100㎝=1メートル)~1,200㎜のローパーティション
一般的なデスクは高さが70cm程度です。このタイプのローパーティションはデスクから30㎝~50㎝の高さを持つことになります。デスクに座って集中する仕事であれば、この商品がぴったりです。少し腰を浮かせるだけで周囲の同僚の様子もわかり、同僚と話をすることもできます。この商品の導入で、オープン型とクローズ型のちょうど中間的なオフィス環境が実現できるでしょう。

・1,400㎜(1.4メートル)~1600㎜のローパーティション
女性や小柄な男性は背伸びをしないと向こう側が見えない高さのパーティションです。このパーティションで区切られたデスクに座ると、かなり個室に近い使用感になります。
この商品の需要が最もあるのはミーティングスペースです。広い空間をテーブルごとに区切るために多用されています。座れば個室になり、立てばオフィスの天井を見渡せる開放感を得られるのもこの商品の魅力です。

・1,800㎜(1.8メートル)以上のローパーティション
大抵の人にとっては、背伸びをしても向こう側を見られない高さのパーティションです。うまく組み合わせれば擬似的な個室を作ることも可能となります。消防法やビルの規制で天井まで達する部屋を作れない場合でも、この商品なら問題なく対応できます。

■まとめ

パーティションの導入を行う場合、一気に全社員のデスクを間仕切りするのは難しいかもしれません。まずは休憩スペースや打ち合わせスペースと業務空間を区切ってみたり、部署と部署の間を区切ってみたりと、少しずつ導入してみるのが良いでしょう。弊社では簡易的なパーティションの設営から、本格的な空間の区分けまで承っております。ぜひお気軽にご相談ください。

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