居抜きで借りた後、真っ先に行なうべきこと~それはエントランスを自社仕様にして壁を補修すること~

最近は前のテナントさんの内装をそのまま使える「居ぬき物件」や予めオフィス家具やエントランスが設置されている「セットアップオフィス」に入る企業さんも多くいらっしゃいます。

もちろんレイアウトが自社にピッタリ合えば、コスト削減にもなりますし、工事量が少ない分エコでもあります。

しかし、居ぬき物件やセットアップオフィスに、工事無しで入居する企業はほとんどおりません。みなさん必要最小限の箇所は内装工事をしてから入居されています。

今回も居抜きで入居されたお客様から前テナントのエントランスからの内装工事・壁補修のご依頼がありましたので補修事例をご紹介します。

前テナントさんがLEDサインを撤去した際に、下地のボードごと大きく空いた状態となっています。
12.5mmのPBに、6.4mmの仕上げ木材が貼られていた仕様です。

仕上げの木パネルは施工時期や品番が不明でしたので、全く同じものが無い可能性を考慮して、厚みを含めて最も近似の色柄で収める事となりました。

補修用の壁材がしっかり固定できるよう下地の軽鉄を入れます。

12.5mmPB完了

仕上げ材をカンナで削りながらサイズ微調整して、専用両面テープと糊で貼り付けます。

両面テープ直付け仕様のアクリル切り文字サインを補修箇所につけて完了です。


いかがでしょうか。

これだけの工事で、居ぬき物件であることが分からない状態になったのではないでしょうか?

もし居ぬき物件を借りた後「ここだけ直したい!」というニーズがありましたら現場採寸・レイアウト作成・御見積いつでもご相談下さい。

 

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