購入前に知っておきたい、オフィス家具と一般家具違いとは?

街の家具屋さんやインターネット上には、オシャレで安い家具がたくさん!

なにこれ!オフィスで使いたい!

しかし!その選択ちょっと待った!!!

オフィス家具と一般家庭向けの家具、何が違うのかをご存知でしょうか。

違いを知らずに導入を決めるととんだ落とし穴にはまってしまうかも・・・・

オフィス家具は高い。一般向けの家具は安い。

という認識は間違いではありません。

しかしそれは、“初期コストのみ”を考えればで、長期的に見るとあれれ?余計にコストが掛かっている!!なんて場合も。

今回は、オフィス家具と一般向け家具の“違い”を徹底解明したいと思います!!

 

 

耐久性の違い

 

オフィス家具と一般の家具、最も大きい違いは、耐久性と言えます。

“オフィス家具”と呼ばれる家具は、おおよそ5~7年の耐久性があると言われています。

落下・衝撃・耐久・強度など、オフィス家具は様々な試験を繰り返して1つのデザインを作っています。

ハンマーで何度も倒し、何度も落下させ、長時間・長期間使用できる家具を完成させているのです!!!

 

一般家具でも、オフィス家具と同じように耐久設計をしている家具もありますが、それはごく一部です。例えば、10年近く使用することを想定している学習机なんかはほとんどが耐久設計となっていますが、オフィスに学習机はあまり導入されません。

 

長期的な利用を考えると、オフィス家具に分があると言えるでしょう。

 

 

転用性の違い

 

2つ目の違いは、転用性です。

近年、会社の状況に応じて数年毎に移転する企業が多くなっています。

その際、使用している家具の解体・組立作業が発生します。

オフィス家具は、頻繁な解体組立にも耐えうる作りになっているのです。

 

一般向け家具は、1回の組立でビス穴が緩んでしまったり、ビス山が潰れてしまう事も多く、商品によっては解体組立の依頼をお受けできない場合もあります。

 

転用性に関しても、オフィス家具に分がありそうです。

 

 

モデルの継続性の違い

2つ目の違いは、モデルの継続性です。

オフィス家具は、1度発売したモデルを少なくとも4~5年は継続させる場合がほとんどです。

増員の場合も同モデルで家具を揃える事が出来るため、見栄えも使い勝手も良いです。

使用しているモデルが廃盤となってしまった場合も、後継モデルが存在するため、大幅な変更は必要ありません。

 

対して一般向け家具の場合、商品の入れ替わりが激しく、1年足らずで廃盤になってしまう商品も多々ございます。

 

これでオフィス家具の3勝!

オフィス家具圧勝?しかし、一般向け家具にももちろん良いところがあるのです。

 

 

 

値段の違い

 

上に挙げた、オフィス家具3つの利点。利点がある商品は当然値段も高くなります。

一般向け家具は、海外で量産したり大量に作成する等の工夫をこらし、オフィス家具に比べて販売価格がぐぐぐぐーんと安くなります。

自宅とオフィスを兼用する場合や、外出の多い部署への導入などであれば、価格の安い一般家具の導入はお得だと言えます。

 

 

デザインの違い

 

オフィス家具はどうしても“利便性”を最優先とた商品が多いのが現実。

衣装性・デザイン性のみを見ると、一般家具の方がラインナップが多くなります。

しかし!

近年、各メーカーがデザイナーと共同開発を行うなどして、10年前と比較すれば断然デザイン性が上がっていると言えます。

 

また、オフィス家具の3つの利点を取りいれつつ、デザイン性をプラスした“業務用家具”というものも存在します。

カフェ等の飲食店や、商業施設をメインターゲットとしたメーカーですが、オフィスでの導入も実は多々ございます。

 

 

デザインの違いについてはドローというところでしょうか。

 

 

まとめ

 

先に申し上げた“落とし穴”にお気づきになりましたでしょうか?

初期コストを抑えても、結局短期間で買い替えとなってしまう場合があるのが一般向けの家具です。

もちろん悪いことばかりではありません。

しかし、

餅は餅屋。オフィスの家具はオフィス家具屋が一番だといのが、私個人の見解です。

 

一般向け家具は、常駐では無い場所への導入が利口!

例えばエントランス、リフレッシュスペース、応接室などなど。

上手に使えばコスト削減+オシャレな物を導入できます。

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