社会人なら知っておこう!ビジネスで物事を考える際に役立つ基本のフレームワーク5選

既に会社で働かれている方の中には、【ビジネスフレームワーク】と言う言葉を聞いた事がある。あるいは既に使っていると、いう方は多いと思います。
特にコンサルティング色の強い業界や、最近だとWEBマーケ関連の業務で欠かすことのできないフレームワークです。

一見難しそうなイメージではありますが、1度覚えてしまえば提案書を作る場面等で抜け漏れが少なく、且つ大幅なスピードアップをする事が出来とても便利なものです。

この記事では、あくまで一例ですが、覚えておくと便利なフレームワークを5つご紹介させていただきます。

フレームワークを使うメリット・デメリット

【フレームワークのメリット】

フレームワークのメリットです。
ここに書いただけでも、フレームワークに興味がわいてくるかと思いますが…
・抜け漏れが減る(無くなる)
・頭の中が整理される
・資料作成の時間が短縮できる
・伝わりやすい資料が出来る

【フレームワークのデメリット】

デメリットについても触れておきます。

・フレームワークに当てはめる事で満足してしまう
・フレームワークに縛られてしまう

ここで上げたデメリットについては、主にフレームワークの初心者にありがちな内容になります。

ビジネスで覚えておくと便利な、基本的なフレームワーク5選

それではここで、ビジネスの様々なシーンで覚えておくと役立つ、基本的なフレームワークを5つご紹介させていただきます。

【3C】

3C分析とは、【顧客(Customer)】【競合(Competitor)】【自社(Company)】の3つ頭文字のCをとったもので、それぞれを分析していくものです。
戦略を考える場合等に現在の環境を分析するのによく使います。

【STP】

STP分析は主にターゲットの定義を明確にするために有効なフレームワークで【顧客の分類(Segmentation)】【ターゲットの決定(Targeting)】【立ち位置の決定(Positioning)】の3つの頭文字をとったフレームワークです。
STP分析でターゲットを明確にしておく事で、以下4P分析等のフレームワークが正確性を増してきます。

【4P】

4P分析とは、【製品(Product)】【価格(Price)】【流通(Place)】【販促(Promotion)】の頭文字をとったもので、マーケティングの分野ではとてもメジャーなフレームワークです。
4つの視点で分析することで、市場に対しての課題や強み見つける事が出来きます。
また、この4P分析は先に紹介したSTP分析と組み合わせて使う事でより広い視点でのマーケティング分析が可能になります。。

【SWOT】

SWOT分析とは【強み(Strengths)】【弱み(Weaknesses)】【機会(Opportunities)】【脅威(Threats)】の4つの頭文字をとったフレームワークです。
自社の内外の環境を、強みと弱みの側面から分析する事が出来ます。
主に、目的達成の為の意思決定や、内外環境の現状把握をするために利用されることが多い分析方法です。

【5F】

5F分析とは、マイケル・E・ポーター考えた、その企業が属する業界構造に影響を与える力(Forces)を【競合】【売り手】【買い手】【新規参入】【代替製品】の5つに分類し
それぞれの力が業界に与えるパワーバランスを分析する事ができるフレームワークです。

まとめ

ここではビジネス使われることの多い、基本的なフレームワークを5つご紹介させていただきました。
とても便利なフレームワークですが、実際に使いこなせるようになるには日々使っていくことが大事だと思います。

いきなり自分のビジネスに置き換えて考える事が苦手(難しい)場合には、例えばゴルフや野球などご自身の趣味の分野にフレームワークを当てはめてみたりする等、身近なテーマを使い、楽しみながら覚えていく事をおすすめします。

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