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そろそろちゃんとしたサーバ室が欲しい!必要な大きさを検証

業種的にネットワーク機器を多く保有している企業様では、サーバ室が必要になってきます。

執務室、会議室、社長室、リフレッシュスペース、書庫スペースなどを優先に考えること多いと思いますが、オフィスを作る上で大切なデータやネットワークを司るサーバも見落としてはいけません。

写真①

では、実際にサーバ室を設置している企業様ではどの様な基準でエリアを構築しているのでしょうか?

サーバラックに組み込む機器とラックの大きさ

サーバラックにラッキングする機器には、サーバ及び管理用のモニタ、ルータやHUB・UTMといったネットワーク機器、ローカルの有線LANケーブルを纏める為のパッチパネル、ビジネスフォン主装置、無停電電源装置(UPS)など、多様な種類が収まります。

ネットワーク関係でどの様な機器を幾つ使用するのかによって、サーバラックの大きさを決めていくことになります。

サーバラックの大きさ

まず幅について、一般的なネットワーク機器は19インチ規格で作られている為、ラックも19インチの機器を収められるサイズで製作されています。よって幅600~700mm程度が多く流通しています。

サーバーラックの奥行き

幅は一定のサイズなのに対して、600~1,200mm程度と種類が豊富です。こちらもラッキングするネットワーク機器が大き過ぎず小さ過ぎず、うまく収まるサイズを選定する必要があります。

サーバーラックの高さ

ラッキングする機器が何段になるかによって決めていくことになります。1段を(U)で表しますが、少ないものですと10U程度から販売されており、ハーフラック(24U程度)、フルラック(40U程度)と大きくなっていきます。

タワーコンピュータ型のサーバを複数台運用していたり、将来的に増架(ラッキング数が増えること)される可能性も踏まえて、余裕を持った数量計算で購入することが望まれます。

写真①

サーバ室の大きさ

サーバ室の設計を行うに当たっては、サーバラックが収まればOKと言う訳ではなく、ラックの前後に作業スペースを考えないといけません。前後扉の開閉(左右両向き開きのタイプなどもあります)や、キーボードを手前にスライドさせたり・・・人の出入りなども考え、可能であれば多少のゆとりが欲しいところです。

サーバラックの固定方法

せっかく綿密な計画を持ってサーバ室を区画し、サーバラックを立てたのに、地震などにより倒れてしまい、中の機器類が使用できなくなってしまった。なんてことが起こらない様にする為、ラックには耐震施工が必要です。方法としては主に以下2つの方法が主流です。

スタビライザ使用

写真②

もの凄く平たく言うと、「ブックエンド」の様な支え板のことです。

支え板を写真の様に、ラックの下の部分に前方及び両サイドから挟み込む様に取り付けることで、ラックの転倒を防止します。

ただ見ての通り、スタビライザはスペースを取りますので、スタビライザ設置用のスペースも事前に確保しておく必要があります。

アンカ打ち

上記のスタビライザは、あくまでも「支え」ですが、アンカは直接ラックから建物の躯体に杭を打ち込みますので、強度は格段に高くなります。ただそれなりの太さ(長さ)の杭を建物に打き込むので、事前に躯体をレントゲン調査(パイプなどが通っていないか等)しなければならないケースも多くあります。

温度管理

精密機器は、とにかく高温多湿の状態を嫌います。その為サーバラックには、放熱性に優れたメッシュタイプのもので、天井に換気扇を複数備えたタイプが広く流通しています。

通常は専用エアコンを

ただサーバラックの仕様だけではもちろん限界がありますので、エアコンを完備して頂くのが一番なのですが、それば叶わない場合はサーキュレータを複数台設置したりします。

予算が難しければサーキュレーターでも

見た目は家庭用の扇風機と似ているのですが、扇風機が風量は少なめで拡散するのに対して、サーキュレータはの風は強く直線的に吹き付けるので、熱を逃がしたい(換気扇が付いていたりする)方向に向けて設置することにより、比較的効果が得られます。

写真③

最後に

一番最初に話は戻りますが、サーバ室を設置するに当たっては、温度管理の為にエアコンの風をどうやって届かせるか、例えば欄間(ランマ)部分を閉じてしまうとエアコンの風が入らない、でも欄間を開けると近くの席の人が音がうるさくて仕事に集中できない(サーバやサーキュレータなどの音)などといった問題も出てきたり、色々と頭を悩まされることもあると思います。※欄間についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

「うちの会社はそんなに機械もないから、サーバ室は必要ないね」なんて思ってネットワーク機器を書庫の隣に置いておいたら、通り掛かりにぶつかって(蹴って)しまって、ネットが繋がらなくなってしまった、なんてことも起こりうるかも知れません。

また、今のオフィスビルの法定停電や年次点検についても事前に把握しておくと良いでしょう。いざという時の電源確保やお客様へのアナウンスなどで焦ることも無くなります。

サーバースペースという発想も

この様な時でも弊社にご相談頂ければ、内装やレイアウトと合せて最適なプランをご案内させて頂きます。どこに、どんな仕様の、どの位の広さのサーバ室を作れば良いのか?または例えば「サーバ室」ではなくても「サーバスペース」を考案するだけでも、機器の安全性が格段に増しますので、ぜひ私達と一緒に「サーバ室の設置」検討していきませんか?

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