2015年12月に【労働安全衛生法】の改正があり、50人以上の労働者を雇用する事業所にたいし、ストレスチェックの義務化がされました。
厚生労働省の調査によると、近年主な働き手となる生産年齢人口は減少、自殺やうつによる経済的損失(http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/cyousajigyou/dl/seikabutsu30-2.pdfC)は年々増加傾向にあり、働き方とオフィスの環境にも変化が求められています。
オフィスの緑化とは?
近年のオフィスの緑化はさまざまなものが挙げられます。
以前から見られた鉢植えやプランターの設置のほかに、オフィス内の壁面の緑化や屋上、家具に至るまで様々なスペースの緑化が可能となりました。
また、最近ではプランター棚を活用した緑化もオススメです。
オフィスを緑化する事のメリット
1 ストレスを軽減
緑のある部屋では生理的・心理的なストレスが軽減されることが確認されているようです。
2 視覚疲労を軽減
PCでの作業中に緑を見る事で、視覚疲労が軽減され、作業後に緑を見る事で視覚疲労が回復するというデータあるようです。
3 癒し・リラックス効果
カラーセラピーの観点から見ると、植物の緑色には「安心感・調和・落ち着き」の心理的効果があると言われています。
4 湿度を調整
人が快適に過ごす為に適切な湿度は40~60%と言われています。
加湿器等を使って湿度を調節する事も可能ですが、植物のもつ蒸散作用で室内の湿度を上げることが出来ます。
オフィスの緑化にオススメの植物
オフィスに設置するのにお勧めの気温と湿度に強く、育てやすい植物をピックアップしてみました。
1 シェフレラ・アルボリコラ
気温や湿度の変化に強く、とにかく丈夫で育てやすい植物です。
少しくらいほうっておいても問題ありません。
2 ガジュマル
幸せの木として知られるガジュマルも比較的上部な品種です。
どんな環境でも育てやすく、おすすめです。
3 ユッカ(青年の樹)
日本よりも乾燥した地域の植物で、多少乾燥しても大丈夫です。
但し、日当たりの良い場所においてあげましょう。
4 パキラ
移転の際のお祝いでも大人気。どこのオフィスにもありそうなイメージですが、見栄えがするのでおすすめです。
5 アグラオネマ
乾燥に強く、日陰でも問題なく育つ品種です。
また、そこまで大きく育たない為、置く場所を選びません。
6 ケンチャヤシ
こちらも日陰でもOK。乾燥にも強く生育もゆっくりなので管理しやすい品種です。
緑化の費用は「コスト」ではなく「投資」という考え
それまではオフィスに緑を置くことに対して「コスト」といったイメージを持たれていた方も多いと思います。しかし現在では緑化の様々なメリットを考えると「投資」のイメージに近いものがあるように思います。
オフィス移転と内装工事に関するあらゆるノウハウを配信しています。
どうぞお気軽にお問合せください。