オフィスに使われる窓ガラスは種類が多い?機能と見た目の違いとは

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オフィスに使われる窓ガラスは種類が多い?機能と見た目の違いとは│画像1

普段意識しないオフィスの窓ガラスですが、実は複数の種類があることを知っていましたか?オフィスの機能性を高めるものだけでなく、災害時に危険を和らげるものなど、用途に応じて使い分けられているのです。

断熱性を高めて冷暖房の効率を良くするなど、維持費に関わる部分もあるため、見た目以上に重要な役割を果たしているケースもあります。ちょっとした知識があれば、窓に対する印象が大きく変わるかもしれません。

①フロート板ガラス(ふろーとばんがらす)

オフィスに使われる窓ガラスは種類が多い?機能と見た目の違いとは│画像2

引用:AGC旭硝子 フロート板ガラス

一般的な一枚板のガラスで出来ているものです。
大きさや厚みの調整が簡単なことから、様々な場所に使われています。基本的に無色透明なため、光をとり入れやすく、外を眺めやすくなっています。天気や時間の変化もわかりやすい分、話題を作りやすいのも魅力です。
窓ガラスの中ではそれほど高くなく、特殊なサイズや材質にこだわらなければ手に入りやすいのも特徴です。
防音性や断熱性に不満を感じる場合は、フィルムなどで機能を付け加えるのもおすすめです。
もっとも一般的な材質のため、簡単に機能を付け加えるフィルムも使いやすくなっています。紫外線をカットするフィルムなど様々な種類があり、機能性を求めるのであれば専門店に相談するのもおすすめです。

②複層ガラス(ふくそうがらす)

オフィスに使われる窓ガラスは種類が多い?機能と見た目の違いとは│画像3

画像引用:AGC旭硝子 複層ガラス

二枚のガラスの間に空気の層などを作り、遮音性(しゃおんせい)や断熱性能を高めた窓ガラスです。初期費用は単層透明板ガラスよりも高くなるものの、冷暖房費の節約などに効果を発揮してくれます。結露が発生し辛いのも大きなメリットです。
メーカーごとに違う商標を登録しているため、会社によってペアガラスやエコガラスなど名称が変わることも特徴になっています。ちょっと混乱しそうですね。
省エネ性能が高いものの、フィルムを張らないで使うことが基本になる点には注意が必要です。断熱性を高めるフィルムなどを張ってしまうと、日が当たった際の温度差で窓ガラスが割れやすくなってしまうことがあるからです。
フィルムを張ることも可能ですが、熱の吸収性能が弱いものを選ぶなど工夫が必要になります。

③合わせガラス(あわせがらす)

オフィスに使われる窓ガラスは種類が多い?機能と見た目の違いとは│画像4

画像引用:AGC旭硝子 合わせガラス

火事などで窓が割れた際もガラスが飛び散りづらく、安全性を高める目的で利用されます。
紫外線や赤外線をカットするフィルムを利用し、より高機能にしたガラスも販売されています。
防犯性を高めた防犯ガラスや、遮音性を高めた防音ガラスも合わせガラスの仲間になります。網入りのガラスは防犯目的ではなく、火災時や地震の際にガラスの落下を防ぐもののため全く違うものになっています。

④強化ガラス(きょうかがらす)

オフィスに使われる窓ガラスは種類が多い?機能と見た目の違いとは│画像5

画像引用:AGC旭硝子 強化ガラス

通常のガラスの3倍から4倍の強度がありますが、防犯向けのガラスではない点に注意が必要です。強化ガラスは割れた際に粒状に細かく割れるため、通常のガラスのように飛び散ったガラスで怪我をする確率を減らしてくれるのです。
風が強い場所で使われる耐風ガラスも強化ガラスの一種です。フィルムを利用した機能の拡張もしやすく、見た目は通常のガラスとほぼ変わらない場合もあります。

⑤すりガラス(すりがらす)・型ガラス(かたがらす)

オフィスに使われる窓ガラスは種類が多い?機能と見た目の違いとは│画像6

画像引用:AGC旭硝子 型ガラス

一枚板のガラスを研磨剤で磨き、不透明にしたガラスがすりガラスです。型ガラスはすりガラスと見た目が似ていますが、凸凹がある型に入れて作るため曇って見えるのが特徴です。
オフィスでは外から中が見えないようにするためだけでなく、日差しが強すぎる場所に使われることがあります。

窓ガラスは外に接している部分になるため、高い断熱性や遮光性が求められる場合があります。ブラインドやカーテンで補える部分もありますが、機能性が高い方がより経済的な場合もあるのです。

ポイントになるのがガラスをそのまま取り換えてしまうとかなりお金がかかってしまうことが多い点です。大きさだけでなく、枚数や場所が増えればそれだけ負担が増えてしまいます。

そのため、様々なメーカーが窓の機能性を高めるフィルムを開発、販売しており、手軽に利用できるようになっています。窓ガラスによってどのようなフィルムが使えるかが異なっているため、窓の特性に合わせて使い分けるのが基本になっています。
窓用のフィルムは自分で張れるタイプもありますが、張る際に異物が入ったりすると剥がれやすくなってしまいます。見た目も悪くなってしまうため専門業者に依頼してしまう方法もあります。

メーカー経由で購入した方が高品質なフィルムを利用できることもあるため、選択肢に含めるのもおすすめです。
また、すりガラスや型ガラスなど、フィルムを張ることができないものに関しては、リフォームなどを含めて検討した方が良い場合もあります。

■まとめ

オフィスの窓ガラスには機能や用途に応じた様々な種類があります。
フィルムを張るなど、ちょっとした工夫で見た目や環境が大きく変わることもあります。断熱性の追求や防音性など、職場に合わせてリフォームをした方が良いケースもあるため、日々の節約や周囲への影響を含めて考えるのもおすすめです。



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