居抜き物件とは何?オフィス移転の費用節約のポイント

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居抜き物件という言葉を聞いても、何のことか良くわからない人も多いと思います。居抜き物件とは店舗やオフィスを借りた人が、内装をそのままにして退去した物件を指します。

新しい入居者が内装をそのまま使えるのが大きな特徴です。内装費用を節約できるなどメリットがあるためオフィス移転などを考える場合は選択肢に入れるのもおすすめです。

居抜き物件ってそもそもなに?

居抜き物件は退去者が原状回復をせず、貸主などがそのまま賃貸契約や売却を行った場合に発生します。原状回復とは、内装工事をする前のコンクリートや配管がむき出しになった状態を指すことが多くなっています。

居抜き物件の場合は次の入居者がそのまま内装を使えるのが特徴で、飲食業界や美容業界では一般的です。間仕切りや洗面台などが残った状態のままになっていることが多く、設備を使いまわせるのが特徴なのです。場合によっては造作譲渡料として、前オーナーに設備の買取費用を支払う必要がありますが、処分費用よりは安いからとタダでもらえる場合もあります。

オフィスの居抜き物件の需要は強いものの、取り引数が少なくまだあまり浸透していないのが現状です。知らない人が多いのも当たり前なのですね。

オフィスの居抜き物件が少ないのは、従業員数などのマッチングがうまくいくケースが少ないためです。しかし、オフィスの拡大や縮小などで、どうしても移転が必要になるケースは珍しくなく、選択肢として検討する人は増えているのです。

専用のマッチングサイトなどを利用し、半年や年単位で物件を探して経費の節約に利用するケースは珍しくなくなりつつあります。立地や内装が変われば企業のイメージや働きやすさが変わるのも見逃せないポイントといえます。

居抜き物件のメリットとデメリット

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・メリット

居抜き物件のメリットは内装をそのまま使えることです。
残っているものは新しい借主やオーナーのものになるため、便利なものがあれば利用し続けることができます。

内装にはカーペットなどの敷物や壁紙、ブラインドなどが含まれることが多くなります。配線関係も重要で、通常の内装工事費は1坪当たり10万円から30万円程度かかるといわれています。業務用のエアコンなど、取り外しが難しいものが残っているケースも多く、オフィス移転の初期費用を大きく削減できる可能性があるのです。

広いフロアを借りて、複数に部屋を分ける場合は壁を作るなど工事が必要になる場合があります。やはり内装費がかさむ原因となるため、理想通りの内装でなくとも基礎部分があるだけで費用の節約につながるのです。

退去者もオフィスの原状回復に1坪当たり数万円かかるのが一般的なため、内装をそのままにできれば退去費用を減らすことにもつながります。内装の撤去にもお金がかかってしまうのです。

・デメリット

デメリットは時間をかけて居抜き物件を探さないと、なかなか理想的な物件が見つからない点です。ある程度の妥協が必要になることもあります。費用はかかるものの、1から内装に手をかけた方が使いやすいオフィスができやすいため、使い勝手も含めてしっかりと検討することが大切です。

よくあるトラブル&注意すべきこと

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居抜き物件では結局、自社の要望を叶える為には追加の内装工事が必要になるケースがほとんどです。

内見の際の印象がどんなに良くても、デザインに一目惚れしたとしても、自社のニーズを1から反映させたデザインでは無い為、移転後必要に迫られて追加の内装工事が発生するケースが多々あります。

また、造作譲渡料が発生する場合は、詳しい情報の提供を依頼するのが基本で、料金交渉をしながら点検や整備を依頼しておくこともできます。

オフィスとして借りる場合は、前に誰が借りていて、どのような評判だったかが影響を与える場合があります。これは前に入っていた入居者のイメージが定着している場合があるためです。前の入居者の退去理由を確認するのもおすすめです。

退去する際も注意が必要で、居抜き物件に入居しても退去時にはオフィスの現状回復を求められる場合があります。契約時に退去時の条件を確認しておかないと、あとから内装の撤去費用が請求される場合や、違約金が請求される恐れがあるのです。前の入居者が壁にあけた穴の修復を求められるなど、確認をしておかなければ必要以上の出費が発生する場合もあります。

まとめ

居抜き物件はオフィス移転ではまだ浸透していないものの、メリットを生かせば費用の節約につなげられます。

デメリットもあるため、信頼できる業者に仲介してもらうことが早道の場合もあります。特に契約内容は重要なものとなるため、見落としがないように入念なチェックが大切になるのです。



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