オフィスに発生する害虫はどんな種類がいるのか?その対策は?

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本サイトの別の記事において、オフィスでできるゴキブリ対策について紹介しました。しかしオフィスに発生する害虫はゴキブリだけとは限りません。ゴキブリ以外の害虫には、当然ながら虫の種類に応じた対策が不可欠となります。

害虫が発生すると従業員の気が散ってしまうので業務効率が大幅に低下しますし、外部から来たお客様がオフィス内の虫を見つけた場合は「なんだか不潔なオフィスだな」と気分を害してしまうかもしれません。たかが虫と軽く考えて放置するとビジネスに悪い影響が発生するかもしれないのです。

そこで本記事では、オフィスに発生しがちな虫の種類を列挙してそれらの特徴や対応方法を考えていきます。不快な害虫がいない労働環境を整えるために、ぜひご一読ください。

■害虫が発生する箇所と主な害虫

オフィスに発生する害虫はどんな種類がいるのか?その対策は?画像1

害虫がいないかどうかを判断するには、害虫のいそうなところをチェックする必要があります。まずはオフィスの「どこ」に害虫が発生しやすいのかを考えていきましょう。

・フロア
一般社員が業務を行うフロアです。多くの人が利用し、場合によってはランチを取ったりするためエサとなるものがあったりするため、発生しやすいです。ハエ・カメムシ・ヒメアリなどが発生します。

・給湯室
一般家庭の「キッチン」に相当するのが給湯室です。普通のキッチンよりも狭く通気性も良くないため、湿った空気が外に出ていきにくい特徴があります。従業員がカップ麺の残り汁など害虫の餌になるものを捨てていると、害虫がより発生しやすくなります。ハエやゴキブリの温床となりがちです。

・トイレ
誰もが使うトイレですが、一般家庭のトイレに比べると使用者が多いため人の行き来が激しく、排泄される汚物の量も多いという特徴があります。換気の関係で不潔になりやすいケースが散見され、ハエやチョウバエなどが発生しやすい場所です。

・建物自体
一般家庭よりも広いため、目が届かないところにクモが巣を張っていたりシロアリが発生していたりします。また人の行き来が多いため、虫が入口から堂々と侵入してきたり、屋外で人の服にくっついた虫がそのまま建物内に入ってきたりすることが多いです。

■オフィスに発生する害虫の特徴は?

オフィスに発生する害虫はどんな種類がいるのか?その対策は?画像2

ここからはオフィスに多い害虫の特徴を簡単に紹介します。馴染みがない種類の虫がいるかもしれませんが、念のため覚えておくといざという時に役に立ちます。

・ハエ
ハエは人の排泄物と食物の両方を栄養源とするため、病原菌の媒介者として悪名高い虫です。衛生害虫として嫌われており、飲食店においてはゴキブリと並んで天敵とされています。ハエタタキなどで駆除を試みても高速で飛行するため逃げられることが多く、飛び回って多くの人を不快にさせます。サイズが小さいので、どこからでも入り込む可能性がある厄介者です。

・カメムシ
危険を感じると恐ろしく臭い匂いを発する虫です。基本的に屋外にいますが、夜間になると灯りを目指してオフィスに入り込むことがあります。温かい場所を好むため、冬場は特に建物内に入って来る傾向があります。集団で越冬する種もおり、建物内に多数潜んでいることもあるので要注意です。動きは遅いのですが、刺激すると悪臭を出すので駆除が難しいのが特徴です。

・ヒメアリ
建物の隙間に巣を作ることがあるアリです。暖かい場所を好むので、暖房の効いた場所に多くいます。糖分を好むため、お菓子の食べかすやこぼしたジュースを目指して大量にやってくることがあります。数が多い上に人を噛む性質がある嫌われ者です。海外では建物に大発生したヒメアリに対処が出来ず、人間が建物を放棄した例まであります。

・ゴキブリ
害虫といえば、このゴキブリを思い浮かべる人も多いでしょう。日常生活で見かける害虫の中ではトップクラスの大きさを誇り、人々を恐怖に突き落とします。上から見ると大きいのですが、実は平べったい身体をしているので、ちょっとした隙間から入り込みます。繁殖力が強くどこにでも発生し、生命力が強いので駆除が難しい害虫です。

・チョウバエ
いわゆる「便所バエ」として有名なのが、このチョウバエです。ハエのような見た目の害虫ですが、実際は蚊に近い昆虫です。配管の中や油脂の多い場所に発生します。ゴキブリすら寄り付かない場所でも繁殖を行うため「最後の害虫」という呼び声すらあります。下水などの配管を通して侵入してくることがあり、時に大発生するケースも見られます。

・シロアリ
シロアリは家屋を餌にする恐ろしい害虫として知られています。実際にはアリよりもゴキブリに近く、社会性を持ったゴキブリとも言えます。木を食い荒らしますが、表面上に現れず内部に大発生するため見つけづらい害虫です。陸上の大部分に分布しており、自然界では倒木を分解して土に還す重要な役割を担っています。

・クモ
クモは他の害虫を食べてくれるので本来的には益虫として扱われても良いのですが、見た目のグロテクスさから不快害虫として認識されています。巣を張る種類と張らない種類がありますが、どちらも嫌われています。クモの幼体には身体から長い糸を出して上昇気流に乗って空を飛ぶ種類がいます。この移動は時に数百キロにも及ぶため、高いビルの上にもクモが侵入する可能性があります。

■根本的な対策は?

オフィスに発生する害虫はどんな種類がいるのか?その対策は?画像3

害虫対策の基本は発生源を絶つことです。具体的な方法を見ていきましょう。

・定期的な清掃
害虫は不潔な環境に発生するので、定期的な清掃は必須です。水回りはもちろん、配管の中は市販の薬剤を使ってキレイにしましょう。お菓子などのカスが床に残っていることも多いので、掃除機やモップなどで除去してください。

・定期的な殺虫剤の散布
害虫対策用の殺虫剤には置く(吊るす)タイプのものと、スプレーのように撒くタイプの物があります。置くタイプの殺虫剤には使用期限があるので定期的に取り替えてください。撒くタイプのものも、適宜使用するものと定期的に撒くものに分かれます。説明書の指示に従って使用してください。

・侵入経路を絶つ事が大事
外から侵入してくる害虫に対しては、侵入経路のカットが必要です。窓には網戸が必要でしょう。建物の入口から虫が入ってくることも多いので、入口に殺虫剤を置いておくのも効果があります。害虫が人間にくっついたまま建物内に入ってくる場合も多いので、建物の前で服を手で払って虫をふるい落とすのもいいでしょう。

・定期的かつ継続的な対策が大切
害虫対策として、3000㎡以上の広いビルでは定期的に害虫の発生を確認し、発生が認められたら駆除をすることが法律で義務付けられています。しかし小規模なオフィスにはそのような規定がないので、各自で駆除しなければなりません。もし害虫が発生したら駆除業者に頼むという手もありますが費用が高額ですし、場合によっては駆除するまでオフィスの使用が制限されます。

定期的な清掃とこまめに駆除剤を設置しておくことで多くの害虫は防げるので、継続的な対策を忘れないようにしてください。



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