もうすぐアイツがやってくる。オフィスでできる対策で、症状を少しでも軽減するには?

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■そもそも花粉症のメカニズムは?

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国民病とも言われている花粉症。

毎年春になると、たくさんの日本人が目をシパシパさせて鼻をかみ、くしゃみや咳を連発します。

ご自身が花粉症である人も多いと思います。
そもそもどうして花粉症は起こるのでしょうか。

花粉症は一種のアレルギー反応です。
人間の体は花粉という異物が体に入った時に、それを受け入れるかどうかを決めます。
花粉を受け入れずに排除すると決めた場合、体は「IgE抗体」という物質を作り、肥満細胞と結合します。
その後、花粉がやってきて目や鼻の粘膜にある肥満細胞の表面に付着したとします。
この時花粉は肥満細胞の表面にはIgE抗体と結合し、肥満細胞からアレルギー誘発物質が分泌されます。

このアレルギー誘発物質がそれぞれの受容体と結合し、鼻水、鼻づまり、くしゃみ等のアレルギー反応を起こすのです。
こういった反応は、鼻水や涙やくしゃみとともに花粉を体外に出そうとしたり、鼻詰まりを起こして花粉を体内に入れないようにするためのものですが、人間にとってこの反応は非常に辛いものです。

花粉症の原因となる花粉はスギやヒノキが有名ですが、実は一年中何かしらの花粉は舞っています。そのため、人によっては春先に以外の時期に花粉症を発症する人もいます。
花粉症と間違えやすい症状に、1年中鼻がグズグズする通年性のアレルギー性鼻炎がありますが、これはダニやハウスダストが原因なので、季節をまたいで花粉症に似た症状が続くのであれば医師の診断を受けてアレルギーの種類を確定させましょう。

花粉症はそれまで平気だった人でも突然発症することがあります。
そのため、花粉症の正しい知識を持っておくことは誰にとっても大切なのです。

■オフィスでできる花粉症対策は?

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花粉は外に舞っているので、オフィスに入って窓を閉めておけば大丈夫と思っている人もいます。

しかし、花粉は人間の髪や服に付着してオフィス内に運ばれてきます。
多くのビルではビル内の空気を循環させる機能があるので、花粉を含んだオフィスの空気は循環しているのです。

フィルターで除去できる花粉もあるのですが、細かくなりすぎた花粉は除去しきれない場合もあります。
オフィスで完全な花粉症の対策はできないのです。
そこでここでは、少しでも軽減する方法をご紹介します。

加湿器や空気清浄機
加湿器や空気清浄機による水分は、花粉を包んで床に落とす効果が期待できます。
これによって花粉の飛散を防げるので一定の効果があります。

フィルターの掃除
エアコンや空気清浄機のフィルター掃除で、完全とは言えないまでもある程度の効果が得られます。
フィルターを掃除しないと、エアコン等が一度吸い込んだ空気を花粉とともに再び吐き出してしまい、花粉が飛散してしまうのです。
エアコンを使う場合は、こまめなフィルター掃除は必須といえます。

上着はオフィスの前や玄関先で脱ぐ
花粉をオフィスに持ち込まないために、コートや帽子は玄関で脱ぐことを社員間で徹底すると良いでしょう。
脱いだ後は、付着した花粉を払うようにコート類を揺らすのも一定の効果があります。

粘着式クリーナーを使う
オフィスに入る前に絨毯掃除などに使う粘着式クリーナー(コロコロ)で衣服の花粉を取るようにしましょう。
小さなコロコロを入口前に置いておけば、来客者も使ってくれる場合があるのでさらに効果があります。コロコロは100円ショップでも手に入るので費用対効果も十分です。

■オフィスの花粉症対策は日々の継続が大事

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オフィスにおける花粉症対策は、とにかくオフィスに花粉を持ち込まないことですが、花粉を完全にシャットアウトすることは事実上不可能といえます。

目に見えない花粉を除去するのは、エアカーテンの導入や性能の良いフィルターを供えたエアコン、適度な湿度を維持できるシステムなどを備える必要があり、そういった設備の導入にはかなりの費用がかかります。

そこまでしても花粉の完全な除去は難しいので、手軽な範囲で花粉症対策を行うのは自ずから限界があるのです。
花粉は目に見えませんが「そこに当然あるもの」と考えて、少しでも軽減する対策を考えていくしかありません。

ある程度の花粉の流入は仕方がないとした上で、上記のように玄関でコートを脱いだり入室前にコロコロを徹底したりフィルターの掃除を忘れないといったような日々の心がけを怠らないことが大切です。
花粉は目に見えず、花粉症の程度も人によって違うため、上記のような対策に確実な効果があるのかを実感できる場面は少ないかもしれません。
それでも諦めずに毎日継続することで、一定以上の効果は出てきます。

オフィスでの花粉症対策は、継続性とともにオフィスのメンバー全員の協力も必要となります。
花粉症でない人からは「なんでこんな面倒なことをしなければならないのか」と不満の声が出るかもしれません。
しかしその人本人も花粉症になる可能性があり、花粉を減らすのはメンバー全員の共通課題であると言えます。
そういった点をしっかりと説明し、オフィスを使うメンバー全員の意識を統一して花粉症対策に励んでください。


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