7~9月は要注意!オフィスにおける雷対策について

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7月から9月にかけての季節は、日本のいたるところで集中豪雨が発生します。集中豪雨の一種として有名なのがゲリラ豪雨です。ゲリラ豪雨の大きな要因はヒートアイランド現象であるとされており、特に都市部での発生が多いとされています。そのゲリラ豪雨も、昨今の急激な気候の変化に連動するように規模や発生頻度が年々激しくなっているのではないでしょうか。

激しい豪雨には雷が伴うことがあります。落雷の影響で電車が動かなくなったり停電したりなどの被害がありますが、人間が落雷の影響で感電する事故は少なく、オフィスにいれば安全と言えます。しかし電子機器はオフィス内にあっても雷の被害を受けることがあります。パソコンなどがしばしば被害に遭い、データごと吹き飛ぶ事故がたまに発生しています。重要なデータが入った電子機器が壊れてしまったら、その後の仕事にも大損害です。

そこでこの記事では、オフィスにおける電子機器の雷対策をご紹介します。雷の多い季節になる前にしっかりと対策しておきましょう。

■雷による電子機器の被害とは

7~9月は要注意!オフィスにおける雷対策について画像1

落雷が発生すると、その周囲には瞬間的に3000~4500Vもの高電圧が流れます。この電圧はパソコン・ルーター・電話などに誤作動や劣化といった悪影響を及ぼします。ひどい場合には電子機器がショートしてしまったり、電源が入らなくなったりします。内部回路が焼き切れて、下手をすると火災が発生することもあります。稀なケースですが、至近距離に落雷があった場合は電子機器が激しくスパークして壊れるケースもあるのです。機械が壊れるならまだしも、蓄えたデータなどが失われるのは企業にとって致命的です。

■そもそも雷による電子機器の被害のメカニズムとは?

7~9月は要注意!オフィスにおける雷対策について画像2

雷で電子機器の破壊・劣化が発生するのは、雷サージという現象が関係しています。雷サージとは、落雷時に瞬間的に発生する有害な過電圧や過電流です。電線・電話線・アンテナ・大気等を伝ってオフィス内に侵入し、前述のような被害を及ぼします。雷サージには以下の3種類があります。

1.誘導雷
電線の近くに落雷した場合に、電圧が電線からコンセントや電話のモジュラージャックを伝ってオフィスの電子機器に侵入するタイプの雷サージです。最も多く発生し、電子機器に悪影響を与えます。「誘導雷サージ対応雷ガード製品」や「誘導雷サージ対応高性能雷ガード製品」などを使って防ぐことができます。

2.侵入雷
大気を伝わってオフィス内に侵入する雷サージです。高所にある避雷針などとパソコンをはじめとした電子機器や地表との間の電位差によって発生します。「侵入雷サージ対応高性能雷ガード製品」などを使って防ぐことができます。

3.直撃雷
電線に直接落雷があり、そこから一気にオフィス内に侵入する雷サージです。強い電圧や電流が発生するので、このタイプの雷サージから電子機器を守るのは非常に難しいとされています。各種雷ガード製品を駆使しても、パソコンなどを保護できない場合があります。

■オフィスでできる対策について

それでは、オフィスではどのような雷サージ対策が可能なのでしょうか?実は電源タップを雷サージ対策用の物に変えるだけでいいのです。そういった商品は色々と発売されています。以下におすすめの商品をご紹介します。

サンワサプライ 高性能雷ガード 4個口 TAP-SPTEL4N

TAP-SPTEL4N
接続された機器を守る電源(AC)雷ガード機能が付いた製品です。電話回線用に高性能アレスタ(避雷器)を内蔵しており、電話やADSLモデムを雷からガードする「電話回線(TEL)雷ガード機能」がついています。アナログ回線、ISDN、ADSLなどに対応しています。誘導雷に対しては、内蔵されたサージ吸収素子(バリスタ・アレスタ)が雷サージを吸収またはアースコードを使って雷サージを外部に逃すことで電子機器を守ります。侵入雷に対しては、タップ内部に内蔵したバイパス回路からアースコードを通して雷サージを外に追い出します。

サンワサプライ 高性能雷連動タップ 4個口 TAP-RE9SPUN

TAP-RE9SPUN通常のコンセントの他、USB接続も可能なタイプの商品です。USBケーブルをパソコンのUSBポートに差し込むと、パソコン本体のON・OFFに連動して周辺機器への通電を行います。雷ガード機能が正常に働いている場合は、ランプが点灯するので一目でわかります。通常のコンセントの他、モジュラーコードの接続も可能です。独自設計のバイパス回路で雷サージをアースへ逃がし、接続機器を守ります。

サンワサプライ 電源タップ 2P・7個口 2m TAP-MG272FKN

TAP-MG272FKN
一括集中スイッチがついており、7個のうち5個口を簡単にON・OFFできます。残りの2個はスイッチと関係なく常時通電可能なので、常に通電が必要なタイプの機器を接続するのに向いています。スイッチにはランプがついているので通電状態が簡単にわかり、プラグが抜けている場合でも気づきやすいのがメリットです。この商品にも雷サージ吸収素子が内蔵されており、雷サージから適切に機器を守ることができます。価格もお手頃で7個口なので、多くの機器を便利に接続できます。

■まとめ

以上、オフィスでできる雷被害の概要と雷対策商品を見てきました。雷被害については基本的にはオフィスビルの方で一定の対策を施していることが多いため、それほど心配する必要はありません。しかし、オフィスビル自体が古いと雷対策にも限界があります。その場合は会社側で雷対策をしなければなりませんし、たとえ新しいビルでも想定外の雷被害が発生するかもしれません。万が一の備えとして、この記事で紹介した商品などを使っておけば普段から安心感を得ることができるでしょう。

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